誠実と公平

ごめんなさい すべて

突然聞かれたことに対して、思わず出てしまった嘘。「あっ」っと思った時には次の嘘がでてしまってた、、、なんてことはある。

嘘をついてしまった。
失敗してしまった。
間違えた。

そんなとき、どんな対応ができるか?

「あのさ、さっきはゴメン、、、」
なんて、すぐに切り出せたらいいんだけど、ちょっとタイミングをのがすと大変。
小さな出来事なら時間が解決してくれそうだけどそうはいかない。
つじつま合わせで徐々におかしな話になってきて、疑惑は深まり、真実が判明したときは信頼関係が崩れる大事になっている。

だから、事の大小にかかわらず、泥沼にはまる前にスッキリ解決しておこう。

○○してしまった時の対処法

嘘をついてしまった

嘘をついたら、まずは謝罪、そして理由を丁寧に説明。
間違いに気づいたら180度姿勢を変えてもいいから、相手の気持ちをくんだ対応をとる。
求められてもいないのに、手をにぎってあげても意味はない。

謝罪や対応は誠心誠意が大事。実行できれば、相手にも伝わりやすい。
少なくとも、自分に嘘をつき続けなくてすむ。

間違いじゃすまないこと

もちろん、犯罪等は論外。
許されることではない。
わかってるだろうから、犯罪はしないだろうけど。もしも不可抗力【自分の力では抵抗したり防止できない事態】で犯罪に絡んでしまったら、逃げたり隠れたりせずに、さっさとお縄になりましょう。
そのあとで、自分の主張はしっかりする。

誠実な女王 不誠実で不公平な元首相

2022年は、元首相の暗殺や英国女王の崩御で、2つの国葬があった。

女王の国葬は、亡日から国葬までの毎日が素晴らしいセレモニーになった。
最後の別れをしたいと、16キロにもおよぶ行列で30時間待ち「並ぶことも女王と共に過ごしているようで嬉しい」と語る国民。当日は沿道を埋め尽くす人、離れたところでも公園や映画館に多くの国民が集まり全土で2分間の黙とう、そんな様子に、どれだけ敬愛されていたかが伝わってきた。

かたや元首相の国葬は、疑惑が解明もされず、国葬にあたいしないとの評価も多かった。献花に訪れた人も大勢いた一方、反対デモをされながらの葬儀となった。
国葬までの経緯はこうだ。
ある宗教団体に母親が陶酔して高額献金をしたことで家庭崩壊。それを苦にした息子が、宗教団体の広告塔であると感じた元首相を演説中に射殺した。選挙中とのこともあり「民主主義を否定する暴挙」などとうたい、早計に国葬を発表した。

日に日に高まる国葬反対の中、現首相は、国葬を 正当化(つじつま合わせ) するために弔問外交と言い始める。(外国のお偉いさんがたくさん弔問に来るから国葬にする価値がある)

そんな 説明(言い訳) を繰り返すことで、自分でも気づかないうちに
【国葬=死を悼む】ではなく
【国葬=死を利用する】
という礼儀もわからない人間になっていた。
現首相の話である。。。

元首相もそんなところがあった。
疑惑には、とぼける。しらをきる。平気で嘘をつく。
挙句は、力でもみ消す。
力でもみ消すには、傲慢な親分と子飼いの手下をもつ必要がある。ひいきとおべっか、公平とは程遠い世界で生きてきたのだろう。
そんな癖がしみついているから、周りには損得、利害しか興味のない人が集まって、扱われかたは雑で可哀そうな最期だった。

女王もスキャンダルがなかったわけではない。
だが、批判や国民の声を受け入れ、自分の態度をあらためた。
さらには、寄り添う対応にシフトさせ、開かれた王室を実現させた。
女王はこんな言葉も残している
「名家だろうと、もめる時はもめる」
そんな飾らない面も人気なのだろう。

今回の2つの国葬
死してもなお愛される人と、死してもなお利用される人。
どちらも影響力があったが、誠実さで大きな違いがでたと思う。

まとめ

嘘をついてしまった
間違えてしまった

そんなことは誰にでもある。

しまったと思ったら、思った時に動く。
誠実と公平を心がけて、相手と向き合う。

人生で勝つことや、偉くなる必要は全くない。
今の政治家のような恥ずかしい大人にはなってくれるな。

理想通りにはいかないが、愛される人をめざしてほしい。

タイトルとURLをコピーしました