極める
極めるとは?
一つのことを深く研究して、これより先がないところまで行きつくこと。
何年、何十年と同じことを繰り返し、辿り着けるかわからない境地。
その、境地に達すること。それを【極める】と呼ぶ。
人は何かを、極められるのか?
極めるには、長い時間と忍耐力がいる。
非常に厳しい道だが、日々の積み重ねの延長線上にあることは間違いなく、決して無理ではない。
得意なこと、興味を持ったこと、コンプレックスの克服、何でもよい。
関心を持ったことに、どれだけ時間を費やして、突き詰めていけるか?
折れない心、忍耐がカギになる。
忍耐強く頑張る!
それだけしかない。
極めるだけが、すべてじゃない
ある程度、深く知れば、その分野では必要な存在になれる。
活躍の機会があればモチベーションも上がり、良い循環になる。
大事なことは、熟知してから、新しい何かを生み出せるか、否か。
その辺で、センスを発揮できると、とてもよい。
極める分野
どんな【一つのこと】に着眼するかでも、自分の必要性は変わってくる。
昆虫採集に興味を持ち、昆虫を飼育して、昆虫の栄養素を発見。
昆虫食を極めていけば、世界を救う存在になるかもしれない。
逆に、一生をかけて突き詰めたことが、世間の役に、まったく立たない。
なんてこともある。
ちょっと違うが、さくらんぼのヘタを舌で結べる人がいた。
きっと、忍耐強く努力した、結果だろう。
世間の役には立たないが、【称号”キスが上手そう”】がもらえたらしい。。。
どんなことでもいい。
どの分野も、発想や使い方で良くも悪くもなる。
色々考えて立ち止まるくらいなら、意味や価値など考えずに突き詰めよう。
極める方法
多くの時間を使って、見る・聞く・調べる・体験するを繰り返すしかない。
良い面だけでなく、人が嫌がるようなことほど、率先してやる。
起きている時はもちろん、夢の中でも、関連付けて考える。
壁にぶつかったら、丁寧に問題解決する。
ある程度詳しくなると、変なプライドが出てくるが
- 自分より詳しい人に教えを乞う
- 同じ道を進む人をリスペクト
- 情報を共有する
ことは忘れずに。
余談 天下を極めた秀吉
漫画 花の慶次より
天下人だった豊臣秀吉が、「天下はどうやってとるか?」を聞かれ、答えたセリフ
天下人は天が決める!
この俺とて初めから天下を目指しておったわけではない俺は信長公に憧れた…そして命賭けで信長公を追いかけた
そして信長公が亡くなった…その時 まわりを見渡せば 俺より力の有る者がいなかった…
ただ それだけのことだったじゃからお主らが十年遅く生まれてきたことも すべて天が決めたことなのじゃ
漫画『花の慶次』13巻 百万石の酒より 豊臣秀吉の名セリフ
まとめ
極めることは難しい。
極めなくてもいいから、関心を持ったら、深く深~く関わってみよう。
その道のりが自分をつくる。
何かを続けることは、それだけで価値がある。
将来の夢や仕事も、そんな道からみえてくる。
充実感・達成感・満足感も感じやすいから
自分にしか見えない景色がみえるまで、忍耐強く頑張ろう。
【忍耐力】
忍んで耐える力
(辛いことを我慢して、理不尽や不条理に耐えることができる力)