パパから子へ

papakarako 指南書 すべて
愛情を込めて贈る我が家の教え

自分らしく、歩めば良し

子供達 鯉のぼり

人生は、山あり谷あり。
春夏秋冬、同じ日は一日もない。

歩くだけでなく、走ることも立ち止まることもある。

一人の時、誰かといる時、楽しい時、苦しい時
色んな毎日を、喜んだり悲しんだりしながら成長していく。

日々は決断の連続

一日の決断は、細かいことも含めると3万5千回にもなるらしい。

何気ないことから重要なことまで、どんなことでも自分で決断していく。
決断に失敗すると間違った方向にすすんでしまい、おおきな後悔をすることもある。

時期をよむことも重要で、おなじ決断をしても状況によって結果は違ってくる。今しか習得できないこともあるから、いろんなことを知ったうえで、納得いく決断をしてほしい。

基本 六つの教え

其の一 自分のペースで、楽しく生きる

うさぎとかめ 焦りは禁物

なんせ焦らないことが大事!

小学生のときは、掛け算が難しいと思ったりするけど、大きくなるにつれて簡単に思えてくる。
そのときに難しいと感じても、焦らなくていい。もちろん、何もしないで理解できてくるわけではないけど、、、大丈夫。

同級生と同じように勉強してても、自分だけ理解できない。そんな時も、ゆっくりでいい。
理解できるところまで戻って、一つずつしっかりと身につけよう。

しっかり身についたものは、忘れる方が難しい。自転車なんか良い例。

なにより、自分だけできないなんて、考えたら楽しくない。
出来ても出来なくても、自分のペースで大丈夫。

まわりに対しても、同じように考える。
理解できるところまで戻ってサポートしてあげよう。

其の二 自分を大切にして、まわりの人も大切にする

【大切にするとは】
自分にとって、とても重要で丁寧に扱うという意味

友達でも仲間でも、恋人でも家族でも。
相手を大切にして、相手からも大切にされる関係をきずくようにしよう。そんな関係ができると、今日やることも、将来のことを話すのも、お互いのことを考えるから、楽しいし頼りになる。

仲良くなったら、思いっきり大切にしよう。

注意したいのは、大切にしても距離感は慎重に保つこと。
どんなに親しくなっても、相手は自分のものではないということは認識しておく。

其の三 小さな欲はどんどん持って、大きな欲は決して持たない

強欲 指輪

どんな欲を持ってもいいんだけど、、、
早いうちに、自分の満足を知る「足るを知る」がわかるとよい。

小さな欲で満足できれば、それだけで幸せになれる。

「足るを知る」は、贅沢しないで質素倹約を心がけるってわけではない。
心が満たされている状態を感じて、それを喜び、欲張らないことである。

我慢だけでは心は満たされないから、満足するまで先ずは欲張ってみるとよい。
「もう食べれない」を一度味わうと、なんとなくはわかるだろう。

満足は特別なことではなくて、恋人と手をつないだり、記念日にフレンチを食べたり。
気分で髪をピンクにして、オシャレをしたり。

そんな事でも欲は満たされて幸せに感じる。
欲は、自分と身近な人が満足できてれば、それだけでオッケー!
人と比べる必要はない。
人と比べると、【もっと良い物、もっと良い事、もっと良い人】って際限なく、いやしくなってしまう。

欲も生き方も、人それぞれだから、けなす必要もうらやむ必要もない。
逆もしかりで、うらやましがられる必要もないし、けなされる必要もない。

今ある環境に満足して、感謝しながら過ごせることが、一番の幸せ。


其の四 一生懸命やって、失敗しても前を向く

挑戦 集中力

楽しかったこと、興味を持ったことは夢中になってほしい。

遊びでも部活でも、勉強でも冒険でも、人からみたら、くだらないことでも関係ない。
夢中になれることが見つかったら迷わず頑張る。

世の中は、やりたいことだけで過ごせるほどあまくはない。
でも、好きなことも頑張れないなら、興味ないことや、嫌でもしないといけないことが起こったときに頑張れるわけがない。そんな時のために、夢中になれることで頑張れる実績をつくって
『自分は頑張れるんだ!』って自信はつけておこう。

何かに取り組むときは、広く浅くでも、狭く深くでも、広く深くでもいいんだが、、、時間は限られているから欲張らないほうがよい。

一生懸命挑戦すると、失敗も増える。
へこむくらいならいいけど、絶望するようなことも起こる。
大ケガや、逆らいようのない圧力、超えられない壁、能力の限界を感じることもある。

そんな時は、いったん諦める。(立ち止まる)

そして、今できる事、今だから出来る事、自分だから出来る事を一から考えて、同じ道でも、新しい道でもいいから、前を向いて進み始めよう。

其の五 人のせいにはしない

お昼寝 猫

頑張る話はしてきたが、頑張らないのも、自由にしてもらっていい。

人生に無駄なことはないから、何もしない時も価値ある何かは生まれている。
残念なのは、それにより失うことも多く、失ってもその時は気づかないこと。

人はそういうものだから、自由に過ごして、責任は自分で取る。
子供のうちは、責任は取れないにしても、失うことの覚悟はしておこう。

自由に生きて、自分なりの決断をしていいが、人のせいにしてはいけない。

其の六 自分を好きでいる

自由な人生 多趣味

いろいろと書いてきたが、自分らしく人生を楽しんでくれればそれでいい。

良い事が起これば、悪い事も起こる。
どんな時でも、自分を好きでいることは忘れない。

起こったことを無くすことはできないが、楽しむことは出来る。
心の持ち方で、出会いや別れ、挑戦や失敗も、素敵なものにかえていってほしい。

まとめ

基本はこんなところかな

人生は長いようで短く、短いようで長い。
ゆっくり歩むも、駆け抜けるも、正解はない。

自分で出せる答えは
自分が幸せか?
自分のまわりの人が幸せか?

それくらいだろう。

ただ、それくらいの答えも出せないのも、また人生。
気楽に行こう。

他人を不愉快にさせてまで楽しむ、そんな自由はないから
人を傷つけず、迷惑をかけない範囲で、毎日を楽しんでね!

どんな成長が待っているか楽しみにしているよ。

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